放射線治療は続いていたものの、夫の体調は良く、近所の岩盤浴や温泉に行けるまでになっていた。
食事も喉の腫瘍の縮小とともに、喉を通るようになり
やわらかいものや、お蕎麦などのど越しのいいものを食べ始めていた。
それと並行して自宅で『アーユルヴェーダ治療』も始めていた
スリランカ在住の私の師に指導を仰ぎ、アドバイスをいただきながら
少しでも抗がん剤や放射線治療で受けたダメージを軽減させたくて
自宅で可能な療法を始めていた。
【基本の朝食】
- 白湯ににがり3滴をマグカップ1杯 200cc 経口摂取
- 水素水+(オリゴ糖+重曹+ぬちまーす(塩)+生姜パウダー)600cc 胃婁
- 人参ジュース(有機無農薬人参3本)+クエン酸+水素水 600cc 胃婁
- アーユルヴェーダのタブレット2粒(すり鉢で吸って白湯で溶かす) 胃婁
2.3は
アーユルヴェーダ治療とは無関係だが朝は出来るだけ、胃に負担をかけないように
そして水分を出来るだけ多くとってもらう為と、
公園にお昼過ぎまで3時間余り散歩に行くので、水だけでは心もとなく、人参ジュースも加えている。
★10時:丸薬(アーユルヴェーダ)
【基本の昼食】
- 食前の薬膳茶(アーユルヴェーダ) 胃婁
- 野菜スープ(人参、玉ねぎ、キャベツ、小松菜、大根、カボチャ、ゴボウ、ブロッコリー+大豆+鳥ボーンスープ) 胃婁
- アーユルヴェーダのタブレット2粒(すり鉢で吸って白湯で溶かす) 胃婁
★16時:丸薬(アーユルヴェーダ)
水分補給にコリアンダーシードを乾煎りして煮出したものを+水素水400cc
18時:水分補給と糖分補給に甘酒+水素水400cc
【基本の夕食】
- 食前の薬膳茶(アーユルヴェーダ) 胃婁
- 野菜スープ(人参、玉ねぎ、キャベツ、小松菜、大根、カボチャ、ゴボウ、ブロッコリー)胃婁
- アーユルヴェーダのタブレット2粒(すり鉢で吸って白湯で溶かす) 胃婁
★全身オイルマッサージ(夫の症状に合わせて調合してもらったオイルを温めてマッサージ)約1時間
【入浴】
湯船に『にがり』または、『岩塩』を入れて、42℃のお湯に夏でも10分は温まる
【就寝前の水分補給】
水素水+重曹+クエン酸+オリゴ糖 500cc
本来、胃婁食は医師に処方してもらえるが、どれをとっても【精製白糖】や【デキストリン】が大量に入っていいる。
所謂『癌の餌』になる糖分だ。
もちろん人の身体には糖分が必要で、カロリーも摂らなければ体力が落ちて
放射線治療に影響がでる。
病院で処方する胃婁食を摂るよう看護師にも力説されたが、
私は、糖分の種類を選びたかった。 少なくとも精製白糖やデキストリンを夫の身体にいれたくなかった。 ならば、自分で作るしかない。
のだけれど、これは、とても時間と体力を消耗する。
多種類の野菜を重曹水で丁寧に洗い、刻み、圧力なべで煮る。
やわらかくなったらブレンダーでペースト状にして、
更に裏ごしする。
裏ごしにとても時間が掛るが、ここを飛ばすと胃婁の穴に入らない(-_-;)
この野菜スープが彼を支えますように
アーユルヴェーダ治療が彼を癒し、癌が消えてくれますようにと祈りながら
私は出来ることを出来る限りやり切りたいと思っていた。
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