これから始まる抗がん剤治療と放射線治療について
その副作用の軽減策について、私と娘は必死に調べた。
その二つの治療が癌を叩くと同時に
大きなダメージを夫に与えることは明白だった。
インターネットで調べては、いろいろな機関に相談の電話をしたり
病院に電話して予約を取った。
抗がん剤治療は2週間おきに5日の入院をし、
放射線治療は週末を除く週5日の通院になる。
自宅にいる時間も多いので、他の治療、副作用を抑える治療を受ける時間がある。
そう思っていた。
ただ、実際調べて電話で話してみると疑問が浮かんだり、
到底続けられない高額な治療だったり、
遠方であったりと行き詰まることも想像以上に多く困惑した。
結局、私にできたことは、
- 高濃度ビタミンC点滴(抗がん効果・副作用軽減)
- 手足のしびれ後遺症防止策(抗がん剤投与1時間前から手と足に圧着手袋と靴下と保冷)
- 重曹クエン酸水(抗がん効果・体質改善)
- ヨモギ茶(抗がん効果)
- 野菜スープ作り(体質改善)
- ビーツスープ(造血効果による貧血対策)
- 水素水・素粒水(酸素補給)
- 重曹うがい(副作用軽減)
大学病院のそばに【高濃度ビタミンC点滴】が出来る病院をみつけ
放射線治療後に幾度か通った。
けれど、抗がん剤の影響でどんどん血管が細くもろくなり
点滴路が確保できなくなり途中で断念。
効果は検証できないまま。
夫に使う抗がん剤は、後遺症として末梢神経のしびれや痛みが残る可能性があり
抗がん剤投与時に不必要箇所の血管を圧迫保冷することで
手足の神経を守れると知り実践しました。
夫には効果があったのか、しびれや痛みは残りませんでした。
術後や治療中は貧血になりやすく、鉄剤が処方されるのですが、
便秘になる確率が高いので、
病院には内緒で、鉄剤は飲まず、
有機無農薬栽培のビーツをネットで取り寄せ、スープにして入れていました。
貧血はどんどん改善されたので、効果あり。
抗がん剤、放射線治療で一番よく聞く吐き気や口内炎。
抗がん剤投与日は、吐き気止めも事前に投与されるため、
私自身が対策はできなかったのですが、一度も吐き気はありませんでした。
口内炎には重曹うがいを一日に何度もしてもらい
その効果もあってか、口内炎も一度も出現しませんでした。
癌を退治するとはいえ、毒を体にいれてるわけですから
とにかく解毒する方法を探し続けました。
まずは、腸をきれいにすること。
水分をとにかく沢山とって尿をだすこと。
夫にはじめて出た副作用は、【しゃっくり】でした。
意外でしたが、よくあることのようで、すぐにしゃっくり止めの薬が処方されました。
薬漬けです。
まさに西洋医学は対処療法とはこのことだとつくづく納得しました。
その薬を飲まずにしゃっくりをとめるため、調べました。
私がいきついたのは、【乾燥した柿の蔕】を煮詰めて飲むというもの。
早速ネットで仕入れ、試したところ、効果絶大!
薬は必要ありませんでした。
脱毛については、夫も一番気にしていない部分だと思ったので
特に対策はしませんでしたが、一緒に暮らしてる私にはわかる程度のものでした。
ただ、アーユルヴェーダでオイルマッサージをしている今は、
治療前よりふさふさで白髪も少なくなっています。
最初からアーユルヴェーダ治療に出会えていればと思いますが、
夫に出た副作用で一番の強敵は難聴になってしまったことでした。
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