2022年の年末、咽頭癌とリンパ節転移を宣告された夫(50代)との日々を綴ります。
大学病院での『癌3大標準治療』(手術・抗がん剤・放射線)を終えた夫は、2023年8月、治療終了後初のCT検査で肝臓と脳への転移の可能性と咽頭の再発を告げられ、精密検査と抗がん剤治療を勧められた。
残念ですが…どころか、『また治療できる!』と意気揚々としてるように見える若い医師に虫唾が走った。
脳はMRI、肝臓は生検。
既に、山ほどの放射線を浴び被爆している夫にまたMRI検査。
肝臓への生検は、もし本当に転移であった場合、癌細胞をまき散らす可能性も。
そして結果がどう出ても、使う抗がん剤はすでに1種類に決まっているという。
入院当初からこの大学病院、主に、主治医と一部看護師への不信感があった。
こちらに寄り添って下さる医師や看護師さんの方が当然多かったが、
一番関わりのある主治医のその日の態度が、この病院にも標準治療にも
『おさらば』しようと決心する一つのきっかけになりました。
その日から、それまでもひっそりと続けていたアーユルヴェーダ治療。
水素水と吸入、素粒水、重曹クエン酸水、にがり、食事療法、エプサムソルト入浴、岩盤浴等々、自宅で出来る治療のみに切り替えることにしました。
夫の完治を諦めたのではなく、夫の命を守るための選択でした。